何も付け加えることはありません。私も100パーセントそのまま全く同意見です。日韓国交の根拠となる条約が事実上、韓国によって一方的に無効にされているという現状について、韓国側の認識があまりにもひどすぎます。国交の根拠が失われている以上、日本側としても国交のない状態になりつつあるものとして対応しなければなりません。

外務省幹部は、「『知恵を出し合う』という意味が全く分からない。国際法違反の状態が放置されており、もはや、そういう次元の話ではない。首をかしげざるを得ない発言だ」と批判しました。

従来ならこういうとき「まあまあ、そうカッカせず、相手は重要な隣国でもあるし、ここは一つ日本側が大人になって──」というやり方をしてきた(あるいはアメリカの介入でそうさせられてきた)のが半世紀に渡る日韓関係ですが、ここ数年でいい加減に日本人の大半は韓国がどういう国であるかを知ってしまったはずですし、世界にも現在進行形で認知されているわけです。

もはや〈大人の対応〉は無用です。とりあえず、在韓日本大使・領事の召還や、韓国人のビザ免除の停止という程度のことは、さっさとやるべきです。

え、韓国との交流を制限したら経済への影響が大きい? まあ、小さくはないでしょうね。しかしこの際、こちらがいくらかの痛みを伴ってでも、あの国に対して打つべき手は打たなければなりません。