秩父地域で2月から半年間、キャッシュレス化実証実験が行われることになりました。

一気に132施設(商店、観光施設など)において LINE Pay、 PayPay、 楽天ペイ、 Origami Pay が導入されるとのことです。同じ埼玉でも秩父からはかなり遠くに住んでいる者としては、うらやましい限りです。

ただし、このたびの実証実験で導入されるキャッシュレス決済はQRコード決済のみのようなので、利便性の恩恵にあずかれるのはスマートフォンのユーザだけとなります。導入者(店)側のコストを考えると、QRコード決済が圧倒的に安く済む(最も簡易な例としては、支払い先情報のQRコードを印刷した紙を1枚レジ横に貼っておくだけでもよい)ため、そういう選択になるのはやむを得ないのかもしれません。しかし、やはり利用者(客)側のことを考えたら、NFCやFeliCaに対応した非接触ICカード用リーダを用意してもらいたいところです。