第一に手洗い
- 「「2種同時」インフル猛威…1シーズン2回感染も」 << 「ヨミドクター」(読売新聞)
こういうことはインフルエンザ流行期に入る前に言っておくべきだったかもしれませんが、認識の甘い人もいまだに多いみたいなので書いておきます。
経験からいうと、インフルエンザや風邪の予防で最も重要なのは手洗いです。うがいは、無駄ではありませんが、手洗いに比べると重要度は低いです。私はかつて毎年どうやっても風邪をひいていたのですが、ちゃんと手洗いをするようになってからはあまり風邪をひかなくなりましたし、ひいてもこじらせることがなくなりました。最近、市販の薬すら飲むまでもないほどの軽い風邪が妙に長引くことがあったりしましたが、身内の看護師によると、そういうのは年齢とともに基礎的な免疫力が弱っているせいだから摂生に気を遣うように、とのことでした。
とにかく、インフルエンザや風邪の予防には、第一に手洗いです。これは私自身の経験から断言できます。
ただし、ただ手を洗えばいいというものではありません。手洗いはマニュアル通りに正しくやらないと効果がありません。
- 「正しい手洗い」 << 「キレイキレイ」(ライオン)
特にポイントとなるのは、指先(爪の間)と親指です。私はそれらのポイントを入念にやります。普通にザーッと手を洗うだけだと、たいていその辺りが洗い残しになります。
分かりやすく動画で:
ところでついでながら。先ほどちょっと話に出てきた基礎的な免疫力の件ですが、某看護師によると、免疫力の基本は腸なので継続的に整腸剤を服用するとよいとのことでした(確かにネットで検索してもまともな医療情報サイトにそういう話が出ています)。整腸剤の成分は(実際にラベルを見てみると分かりますが)ビフィズス菌などであり、薬ではないので、過剰に摂らなければ特に副作用の心配はないとのことです。