もともと(適度に)暑いのは好きなほうでして、真夏は室温を28℃まで下げれば十分というたちなので、これまでの夏はかなり古いエアコンをだましだまし使ってきたのですが、さすがにもう使用に耐えないため、今年は新しいエアコンを買うことにしました。

構造上、通常のエアコンを設置するのが難しい部屋なので、今まで付けていたものも今度新しく買うことになるのも、窓用エアコンです。

近頃の窓用エアコンは、業者に頼まなくても自分で取り付けられる仕様になっています。いやぁ、時代は変わりましたね。便利便利。自分で取り付けたものなら、あとで外すときも迷うことがなくて済むはずですし。

ただ、新しいエアコンを自分で取り付けるのが難しくないとはいえ、その前に乗り越えねばならない大きな問題があります。

古いエアコンを取り外さなくてはならないのです。そう、取り付けや取り外しは業者がやるものという前提で作られていた時代のエアコンを。

もうね、何をどうやったらいいのか分からないのですけど、しかしこれがまた便利な時代になっていまして、だいたいそういう自分が悩みそうなことというのは先達がいて、ノウハウをウェブで公開してくれています。ええ、そうです、グーグル先生は偉大です。

一人でできるかどうか不安でしたが、取り付け工事は業者のおっちゃんが一人でやってくれた記憶がありますので、まあ、何とかやれるだろうということで挑戦しました。

モノはこんな感じ。

型番を検索してみると分かりますが、こりん星人と同い年です。

試行錯誤しつつ、途中であきらめかけたりしながら、グーグル先生に尋ねて方法を模索し、ようやくエアコン本体を外し終えたところ。

窓を全開にしていて隣家の壁と窓が背景に写っているため、ちょっと分かりにくいですが、エアコン取り付け枠とドレンのガイドだけが残っている状態です。

今までエアコンの陰になっていた部分がほこりだらけです。掃除しましたよ。

取り付け枠とドレンのガイドも撤去し、窓を閉めた状態です。新しいエアコンを迎える準備が整いました。

注意事項としては、エアコンは重いですから、腰をやられないように気をつけてください(笑)

最近の6畳用ぐらいの窓用エアコンは20キロ強だそうですけど、本件のような昭和の遺物は軽く30キロを超えます。50キロの女性をお姫さま抱っこするより楽じゃないかと思うかもしれませんが、エアコンは女性の体のように柔らかくありませんし、いい香りをさせながら抱っこされやすいようにうまく腕を回してくれたりしませんし、下ろしたあとで何もしてくれません。