謎マナー
「本当にどうでもいいじゃん」。最近のネットにはそんな話題にあふれている。まあ、ネットというのは、そもそもが、そういうところなのかもしれないが、とくに、人の心をざわつかせているのが、「謎マナー」というやつだ。
[「ネット上に「マナーポリス」が横行するわけ」 << 「東洋経済オンライン」]
ネットでよく見かけますね。ここでいう「マナーポリス」とは、単にマナーにうるさい人とか、慣習にこだわる人とかいう意味ではありません。根拠不明の、上記記事中でいうところの「謎マナー」「ゴーストルール」を振りかざす人のことです。
私が見たことのある例で一番(悪い意味で)印象深かったのは、〈仕事の訪問先で出された飲み物に手を付けてはいけない。飲むのは社会人のマナーに反する〉という謎マナーです。そういうアレなことをほざくのは、頑固な老人なんかではなく、20〜30代の若造っぽいことが多いですね。普通に考えれば分かりますが、せっかく出された飲み物に全く口を付けないということのほうが、相手に対してよほど失礼です。