オールドメディア系の報道は、前からおかしかったのですが、昨今の日韓関係に関する報道ではすっかり変態になってしまった感じです。

日本の主張と、嘘つきで約束を守らない国として世界におなじみの韓国の主張を、五分五分に両論併記した上で「両国間の主張の隔たりは大きく、解決の糸口が見えない」みたいなことを抜かしますから、見る側はよくよく注意しないとだまされて、どっちもどっちなのではと勘違いしまうおそれがあります。別に日本政府大本営発表をまるまる正しいとする前提で報道する必要はありませんし、そんな恐ろしいことをすべきではありませんが、しかし、韓国側の言ってくることはちょっと調べればすぐに嘘とばれるレベルの嘘ばかりで支離滅裂なのですから、まともな頭のある人なら対等な両論併記などできないはずです。仮に両論併記するにしても、韓国側の言い分はかくかくしかじかで全部嘘だという論説記事を添えるべきです。

外信もの、特にソウル発の情報なんてのはなおさらひどいわけで、例えば──

まるでアメリカが日韓の仲裁に入ったかのような見出しですね。でも記事をちゃんと読んでみると、〈アメリカの国務長官が日本の措置に「重大な懸念」を持っていると言った、と韓国の外交部長官が言った〉というだけのニュースです。アメリカの国務長官は何も特別なことは言っていないし、してもいません。

そんなわけですから、特に目下の日韓問題に関しては報道媒体には十分な信頼が置けないので、日本の閣僚などが自ら発信している生の情報のほうが理解の助けになります。

韓国側の発表する嘘を報道媒体がそのまま垂れ流すと、世耕経産相はすぐに自らTwitterで細かく指摘してくれるので、とても助かります。というか、大臣自らがわざわざこんな手間をかけなければ情報が国民に伝わらないなんて、報道媒体が本来の役目を果たしていないということですよね。

一昨日の日韓外相会談に際しては、河野外相も写真を公開しました。

両者とも表情が非常に険しいのは、仕方ありませんね。

襟に付けているのは、ASEAN会議のロゴのバッジでしょうか。ちょっと引き伸ばしてみましょう。

おや。2人のバッジの上下が逆になっていますね。どちらが正しいのでしょうか。

答えは公式サイトで!