ターミナル内に取り残された時
香港 国際空港 抗議活動できょうの運航取り消し
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月12日
香港の航空当局によりますと、香港の国際空港は空港内で行われている抗議活動のため、現時点ですでに出発済みの便や搭乗手続きが終わっている便を除いてこのあと、すべての航空便の運航を取り消すということです。https://t.co/kHZnjTuhWV#nhk_video pic.twitter.com/QkhTHfv9JZ
毎年この時期の香港は、台風の直撃による欠航なんかが普通にあるので、一日や二日であればこの措置が経済に及ぼす影響も誤差の範囲内だと思います。
それよりも心配されるのは、こののち空港での抗議活動が警察によってかなり暴力的に制圧されるおそれがある、ということでしょう。
そもそもなぜ空港で抗議活動が繰り広げられているかというと、外国人旅行客が多数、24時間行き交う場所であるため、外国への発信効果が高い上に、警察なども外国人を巻き込むおそれがあることから無闇に手出しができない、という条件がそろっているからです。しかし、発着便がすべて欠航になり、旅客がいなくなり、職員も警備員等を除いていなくなり、ターミナル内に抗議活動の市民たちだけが取り残されるという状態になれば、何が起きるか分かったものではありません。