8月は素敵なフィナーレへ
8月も終わり近くというのにますます盛り上がってしまう〈お笑い韓国劇場〉です。
常々私は「嘘つきで約束を守らない国として世界におなじみの韓国」という事実に即した表現をしてきていますが、かの国の大統領自らがそれを明言してくれました。
文大統領は、29日に行われた閣議の冒頭で、「一度反省を言ったので反省は終わったとか、一度合意したからといって過去の問題が、すべて過ぎ去ったのだと終わらせることはできない」と述べ、一度の合意で歴史問題は解決しないとの考えを示した。
[「文大統領「一度の合意で過去終わらせられず」 日本を強く批判」 << 「FNN.jpプライムオンライン」]
文在寅大統領が事実上、日韓基本条約やその付随協定のみならず国家間合意を守る気がないと宣言しました。常識的に考えて、そんな国とはいかなる条約も協定も結べませんね。だって、守られないのですから。
これ、前にも同じようなことを言いましたが、一般の話にたとえれば、〈示談〉の成立した件についてあとから〈被害者〉が「一度示談したからって終わらせることはできない」とかウダウダ言っているようなものです。しかもその〈示談〉というのが、ほぼまるまる〈被害者〉の勝手な言い分通りの条件で成立した件なのですよ。こんな異常な国、世界を見回してもそう見当たらないと思います。
ところで、昨日ソウルで行われた日韓協議──
協議後、金杉氏[外務省アジア大洋州局長]は記者団に対し、徴用工問題について、「ボールは韓国側にある」と述べ、韓国側の責任で国際法違反の状態を是正するよう求めたことを明らかにした。
[「日韓局長協議、隔たり埋まらず…「ボールは韓国側に」」 << 「読売新聞オンライン」]
日本側から一歩たりとも変な歩み寄りを見せなかったのはとても良いことで、今回の協議は大成功だったといえます。
前から言ってきていますが、現在の日韓関係の悪化については百パーセント韓国側に非があり、盗人にも三分の理どころか一分の理さえ韓国側にはありませんから、日本側は今の姿勢を崩してはいけません。それのみならず、日韓基本条約を反故にする意思を文大統領が表明しているからには、日本としてそれなりの新たな手を打つべき段階に来ています。
さてさて、8月は一体どんな素敵なフィナーレを迎えるのでしょうか。