ゲス男のほうこそ出てきて土下座すべっきー
妻との結婚生活が破綻している男性が、既婚の身であることを隠して、独身女性と親密な関係になりました。しばらく交遊が続き、ある日、男性は自分が既婚であることを相手の女性に告白します。こういうのって男性の側は、相手が別れると言いださない頃合いを見計らって「実はぼく、結婚してるんだ」と告白するのです。そしてもちろん、真剣そうなまなざしでこう続けます、「今まで黙っててごめん。だますつもりはなかったんだよ。妻とはうまくいってないから、別れるつもりだ」─。
既婚男性が“都合のいい女”をキープしようとするときの古典的な手口ですよね。男性としては「自分が既婚であることを相手に伝え、相手にも納得してもらった上で──」「自分は妻と別れるつもりでいるが妻のほうがなかなか承諾しなくて──」というふうに開き直れるわけですよ。女性は案外コロリと引っかかるんですよね、これ。私も実際に、そういう立場に置かれた女性から相談されたことがあり、2人がかりでさんざん説諭したのですが、助言を聞き入れさせるのにかなりの日数を要しました。
さて、こういう話を聞けば、大概普通の人は、それは男性のほうが悪いと思うはずです。私もそう思います。一番の被害者はその男性の妻だというのは当然ですが、問題当事者2人に関してのみいえば、道義的にどちらのほうがより悪いのかとなると、圧倒的に男性に非があることは明らかです。この男性は相応の社会的制裁を受けるべきですし、相手の女性はある意味では保護されるべきでしょう。
ところが、実際はこんなふうになります:
- 「ベッキー、ゲス乙女・川谷とは「友人関係」を強調 緊急会見も質疑なし」 << 「スポーツ報知」
私はベッキーが10代の頃から、ファンというほどではないけれど好きなほうでして、「恋人にはしたくないしなってもくれないだろうけど、友達になりたいタイプ」だと周りには言ってきました。だからひいき目に見てしまうところはあるのでしょう。それでもやはり、この件では相手の男のほうがひどいと思います。奴のほうこそカメラの放列の前で土下座でもしたらどうかと思いますね。
ベッキーは20代前半の頃、自分は恋愛するとほかのことが見えなくなるたちなので、今は恋愛など考えず仕事に取り組んでいきたい、と言っていました。そんな彼女も三十路が近づいた頃から意識も変わってきたようでした。そろそろ恋愛して結婚へという頃かな、と私は思っていたのですが、まさか31歳にしてこんな目に遭うとは──。
確かに、ベッキーは恋愛するとほかのことが見えなくなるたちだったようです。それにしても、そんな男に引きずられてしまったのは、大人の女としては痛恨のしくじりですね。
で、おいこら、ゲスの何とかっての。なにコソコソしてんだよ。ベッキーばかり矢面に立たせてんじゃねえぞ。