高橋洋一氏はレイシストでファシスト?
- 「立民・石垣氏から「ファシズム呼ばわり」 高橋教授が枝野代表の見解求める」 << 「産経ニュース」
このやりとりは私もたまたまTwitterで見ていました。一次ソースを参照したほうが分かりやすいので引用します。
馬淵澄夫さん山本太郎さん主催の消費税減税研究会。初回の講師は、高橋洋一氏とのこと。これから始まるという時に大変残念ですが、当初言明したように私は、レイシズムとファシズムには一切加担しません。よって、レイシズムとファシズムに加担するような人物を講師に呼ぶ研究会には参加できません。
— 石垣のりこ (@norinotes) November 28, 2019
私がレイシズムとファシズムということですが、何を根拠とされているのでしょうか教えていただけますか
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) November 28, 2019
枝野代表。貴党所属の石垣のりこ参院議員はツイッターで私をファシスト、レイシスト呼ばわりしています。貴党代表としての見解を教えて下さい。@edanoyukio0531 pic.twitter.com/wfzOE2RSMb
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) December 2, 2019
高橋洋一氏がどこかでレイシズムやファシズムとおぼしき発言をしたとは、ちょっと私には考えられません。彼は元財務官僚で、現在は大学教授を務める経済学者であり、メディアでは経済政策などについて論じている人です。
この件、サクッと答えを言ってしまうと、いわゆるリベラル(似非リベラル)による無意味なレッテル貼りの典型例なのですよね。
日本では「保守」「リベラル」「右派」「左派」などの用語が正しく使われておらず、無意味なレッテルと化しているということを、私は以前に言いました。
石垣のりこ氏が使った「レイシズム」「ファシズム」という語もそれらに準じます。恐らく彼女は「レイシズム」「ファシズム」の語義をまるで分かっていなくて、ただ単に〈わたしの気に食わない奴らにこういうレッテルを貼ってやればわたしの勝ち〉ぐらいの感覚で使っているだけでしょう。これ、別に目新しいことでもなくて、それこそ似非左派の伝統芸です。
石垣氏の場合はあくまでも極端で分かりやすい典型例ですが、いわゆるリベラルの言説なんてしょせんその程度です。こういうリベラルぶっているだけのただのアレではなく、健全なリベラル勢力が日本には必要ではないでしょうか。