全日空、浪花節では乗り切れまい
- 「ボーイング、MAXに新たなソフト問題 再開さらに遅れる恐れ」 << 「ロイター」
──という状況に至っていますけれども、全日空(ANA)は先月、B737MAXの導入計画を変更しないという不可解な判断を発表しています。
- 「ANA、737MAX計画変更せず 片野坂社長「ほとんど発注に近い」」 << 「Aviation Wire」
B737MAXは、構造上の
欠陥
特性により機首が上がりがちであるためコンピュータ制御で強引に下げてしまおうという、私のごとき素人にはよく分からない発想で造られていて、しかもそのコンピュータのソフトがアレなので機首が思いっきり下がって墜落してしまったりするという、全くシャレにならないものになっているわけです。何かとトラブルのあったドリームライナーと比べても、深刻さの度合いがまるで違っており、全日空とボーイングの信頼関係が云々という浪花節で乗り切れる話ではないと思うのですが。