まず第一に手洗い励行
前から言われていますが、近ごろインフルエンザの患者数が激減しています。COVID-19のこともあって、きちんと丁寧な手洗いを心がける人が増えているためと思われます。
ここでは埼玉県のデータを出しますが、東京都も同様の動きです。
暖冬だからでは、という意見もよく聞かれます。けれども、仮にそうだとすると、今季のインフルエンザ流行がかなり早く始まって、昨季より3週早く注意報が発令され、通常より高い水準の流行が昨年末まで続いたことの説明がつきません。
個人ができる感染症対策は、まず第一に手洗い励行で、これがとても効果的なのです。幼稚園から教わり続ける基本的なことなのに、大の大人でもちゃんとやっていない人が少なくありません。
きちんと丁寧にまめに手を洗いましょう。インフルエンザもCOVID-19も、それに打ち勝つにはまずひとりひとりの心がけです。
あなたの手はとても汚いのです。洗いなさい。
人は物に触れるほか無意識のうちに自分の手で顔や頭を触ったりしているもので、そうすると、あなたのとても汚い顔からウイルスが手に付きます。その汚い手を洗いなさい。