状況から見て明らかなことですから、今さらという感もありますが、きちんと科学的な裏付けが取れたということで。

感染研[国立感染症研究所]は地方衛生研究所の協力を得て、感染者から採取した新型ウイルス[新型コロナウイルス]の全遺伝情報(ゲノム)配列の違いを解析した。その結果、中国・武漢を起源とするウイルスのクラスターは消失したことが確認された。一方、国内では経路不明の感染例が3月から多数確認されているが、それらは欧米から流入したウイルス株を起源とする「第2波」が拡散したためとみられることが分かった。

要するに「日本は中共からの入国を春節の前から禁止していれば、こんなことにはならなかったのに! 政府は手ぬるい!」とか喚きちらしている人たちは、完全に間違っているということです。中共からの感染は封じ込められているのであって、一方、欧米から主に日本人がせっせと持ち込んだウイルスが国内で感染拡大を続けています。ニュースをある程度追っていれば分かることでしょう。

つまり、どうせやるなら、中共などよりも欧米からの入国を早くから制限しておくべきだったということになります。

私は3月5日にこんなことを書いていました:

さて、どこ由来のどの感染症であろうと、最も重要な予防の基本は手洗い励行です。今日もしっかりやっていきましょう。