ナニ政治も許さない
自民党の次期総裁選について、主要派閥が菅氏を推す流れがはっきり出てきて、北京ダックがすっかり涙目になっているようですね。そもそも北京ダック、なぜ世論調査では人気が高いのか、私にはさっぱり分かりません。恐らくは、やたらテレビの露出が多いようなので、テレビ視聴者層の意識に何となく刷り込まれているだけでしょう。
さて、3日前まで「安倍政権は史上最悪の内閣」「安倍さえやめてくれれば。安倍以外の首相なら誰でもいい」と狂ったように喚いていた人たちが、今日あたりから「菅が首相だなんて安倍よりなお悪い」などと言いだしています。あのぉ、安倍氏以外なら誰でもいいのではありませんでしたっけ?
もうね、その手の人たちのたわ言を理解しようとするだけ無駄ですよ。これまで何度も述べてきた通り、事実として、彼らは〈安倍政権を倒すためなら日本が滅びてもいいと思っている人たち〉なのです。それが今度は〈菅政権を倒すためなら日本が滅びてもいいと思っている人たち〉に変わるだけです。なぜか知りませんが、彼らはとにかく日本国と日本国民が憎くて憎くて仕方ないので、ナニ政権であろうと許さないのですよ。ええ、反国家的かつ反国民的な勢力にすぎませんから。
安倍首相時にメディアが一番劣化したと思う。とにかくアベを引きずり下ろしたい、そのためには手段を選ばない。大袈裟でなく悪魔のように見えた。そこに真っ当な批判があるとは到底思えなかった。その業界にいた身として、見たくはなかったし、ここまで堕ちたのか、と哀しくなった。
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) August 28, 2020