まだまだ延焼する「ユーミン早く死ね」案件
例の京都精華大学の専任講師、白井聡氏の件ですが、まだまだ延焼は続きそうですね。
- 「「ユーミン批判」の白井聡氏、朝日新聞の言論サイトでは安倍首相に“罵詈雑言”」 << 「デイリー新調」
この記事には別に難しいことは書いてありません。ただ当たり前のことを淡々と書き連ねているだけの記事です。
京都精華大学としてきっちり落とし前をつけるべきだ、と私は前に書きましたけど、要は大学がきっちり落とし前をつけないから事態の収拾がつかないのですよ。大学側は、あろうことか「厳重注意」で済ませてしまいましたとさ。
- 「本学教員のフェイスブック上の発言について」 << 京都精華大学
前に述べたことの繰り返しになりますが、これは一般企業であれば人事部付きになる案件、場合によっては懲戒解雇にもなりかねない案件です。それを厳重注意で済ませてしまうところ、京都精華大学の程度が知れてしまうと言わざるを得ません。
普通、厳重注意処分になるといえば、株取引で数字の打ち込みを間違えて会社に損害を与えたとか、そういうのでしょう。自分の氏名と勤務先を明らかにした上で、SNSで特定の人物を名指しして「早く死ね」と書いたりしたら、厳重注意ぐらいで済みませんよ。
ちなみに、東京大学の場合、Twitterでの暴言が問題となった特任准教授をきっちりと懲戒解雇しています:
- 「東大、大澤昇平氏を懲戒解雇 Twitterでの差別発言は「大学の名誉・信用を傷つけた」」 << 「ITmedia NEWS」
京都精華大学は白井氏を厳重注意で済ませてしまったことにより、今後は〈白井氏みたいなのを飼っている大学〉との評価を免れなくなりました。