恫喝記者を停職2週間で済ませてしまう
国会議員などの失言、特に自民党所属議員の失言(場合によっては失言とさえ言えないほどのくだらないうっかり発言)を取り上げては、辞職しろ辞職しろと騒ぎまくるくせに、身内のとんでもないやらかしに関しては停職2週間で済ませてしまうところ、いかにも内幸町らしくて分かりやすいですね。
- 「厚労省で「ばかにしているのか」と机たたいた東京新聞記者、停職処分に」 << 「読売新聞オンライン」
今日の各媒体から出ている記事ではあまり詳しく触れられていませんが、一ツ橋の記者のやらかしの件を知らないという方のために簡単に振り返りますと──
2回とも取材時間は「3~4時間」(厚労省)と、非常に長いものだったという。
「長時間の取材で、記者の方は大声で担当者を怒鳴ったり、机を叩いたり、担当者が持つ資料を奪おうとしたりと、常識では考えられない行為がありました」(同)
中澤記者は延々と厚労省の担当者を面罵していた。こうなると非常識どころか、異常と言うべきだろう。
[「机を叩き、怒鳴りつけ、資料を奪おうと……東京新聞記者の異常な取材方法に厚労省が激怒」(2/2) 〔デイリー新潮〕 << 「Yahoo!ニュース」]
こういうのは「取材」とは言いませんよね。普通の日本語では「恫喝」というのです。