太平洋の暗雲
アメリカ大統領選挙の結果がようやくはっきりしてきましたね。しかしながらこの選挙、どちらが勝ってもアメリカが荒れることが前から見えていて、これからのアメリカの先行きは暗雲が重く広がっていると言わざるを得ません。
また、アホのトランプ氏が負けたということで脳天気に喜んでいる似非リベラル人が日本にも多そうですけれども、今のタイミングでこうなってしまうと、アメリカの混乱が太平洋の対岸の火事では済まなくなるという危惧がありますね。一気に世界のパワー・バランスが狂います。日本絡みでは台湾や尖閣諸島をめぐって中共がさらなる圧力をかましてきそうですし、もはや中共とズブズブの民主党政権がアメリカのみならずわれわれの自由世界を守る役目を果たしてくれるのかどうかという面で大変に不安を覚えます。
ところで、バイデン氏はあのトランプ氏よりもさらに高齢、現時点ですでに日本でいうところの後期高齢者です。仮に彼が大統領を2期務めた場合の退任時点での年齢は、上皇陛下が皇位を譲位された時のお歳を上回ることになりますが、本当に大丈夫なのでしょうか。もし彼が大統領就任早々にたおれたりしたら、その権限は法律に基づいて副大統領に継承されることになるのですけれども、あの、副大統領になる予定の人って、その──。