かなり効いている
中国外務省の趙立堅副報道局長は17日の定例会見で、日米が中国を名指しで批判する共同声明を発表したことに絡み、日本を「自ら進んで米国の顔色をうかがい、戦略的属国になっている」と非難。日米に対し「内政干渉をやめるよう強く求める」と語った。
[「「日本は米国の顔色うかがう属国」 中国、強い不満示す」 << 「朝日新聞デジタル」]
中共の反応がこういう感情的な罵詈雑言になってしまうということは、先の日米共同声明がかなり効いているということですね。共同声明は日米の具体的行動の宣言ではなく、あくまでもまだ象徴的な事象にすぎませんが、それでも北京を思いっきりビビらせるだけの効果はあったということです。
まあ、そりゃそうですよ。共同声明は、中共を名指しした上にビシバシと踏み込んだ内容になっていますから。
- 「日米安全保障協議委員会(2+2)共同発表(仮訳)」 << 外務省
読んでみると分かりますが、内容は今までにない〈全部載せ〉です。日本がアメリカからもビシッと言ってほしいものがすべて取り込まれているという、まさに満漢全席です。北京が発狂するのも無理はありません。