ワクチンとトイレットペーパー
相変わらず築地の書き方には悪意がありますね。
朝日新聞が東京23区に取材したところ、品川区や江東区など少なくとも五つの区で、「接種券の番号を正しく入力したのに予約できない」という問い合わせが寄せられていた。
[「「正しく入力したのに…」 大規模接種の予約、続く混乱」 << 「朝日新聞デジタル」]
私の経験から言いますと、そういう場合は大抵、番号が正しく入力されていません。
- 〈○○番号〉〈◇◇コード〉などが複数あるのを混同している。
- 半角文字で入れろと言われているのに全角文字混じりで入れている、など。
- 単純に番号を間違えている。
──のいずれかです。
もし本当にすべて正しくやっているのに先へ進めないというのであれば、単にアクセス過多によるサーバの過負荷で503エラーかなにかになっているだけでしょう。よくある話です。しばらく時間をおいてから再度試しましょう。あまり苛立っても仕方がないので、ゆっくりひと眠りして翌日に回したほうがいいかもしれませんよ。
え、翌日にはもう予約がいっぱいになってしまうかもしれないって? ならば今のところはとりあえずあきらめてください(笑)。政府も言っていますが、ワクチンは十分な量が順次供給されますから、いずれあなたの分もちゃんと回ってきます。
え、不安だから早く予約を取りたいって? ひょっとして、あなたの家には昨年買いだめした大量のトイレットペーパーが積んでありませんか?
まあ、一つだけ言っておきますと、最近よく言っているように、ワクチン接種の進捗を妨害する勢力すなわち反国家的かつ反国民的勢力(ワクチン接種の架空予約を扇動して混乱を起こそうとする連中や、当日キャンセル分を代わりに自治体首長などに打つことにいちいち文句を言うさもしい根性の連中など)のせいで、使われずに無駄に廃棄されるワクチンがかなり出てくるかもしれず、そうなると国民全員にワクチンが行き渡るのがさらに遅れるおそれがなきにしもあらずです。そのときは、政府に文句を言うのはお門違いですよ。ワクチン接種の進捗を妨害する勢力すなわち反国家的かつ反国民的勢力のほうを何とかしなければいけません。