同じ口で
立憲民主党代表の枝野氏は、ついひと月前にこんなことを言っていました:
立憲民主党の枝野幸男代表は[4月]11日、新型コロナウイルスワクチンの接種に関し「先進国の中で圧倒的に後手に回った。ワクチン確保に失敗したのは明確だ」と政府を批判した。
[「枝野氏「政府対応は後手」 ワクチンめぐり批判」 << 「産経ニュース」]
ところが、ワクチン接種回数が伸びてきて徐々に軌道に乗り始めたと見るや、その同じ口で昨日抜かした言葉がこちら:
立憲民主党の枝野幸男代表は26日のラジオ日本番組で、政府の新型コロナウイルス対策を批判した。「菅義偉首相はワクチン頼みだ。ワクチン頼みでない抑え込みにかじを切らないとだめだ」と述べた。
[「立民・枝野氏「首相はワクチン頼み」 コロナ対策批判」 << 「日本経済新聞」]
政府に難癖をつけてたたけるのならなんでもいいというのが彼らの根性であることはとっくに前から分かっていたとはいえ、ここまであからさまだとまともに論評する気など全くわいてきませんね。平時ならまだしも非常時にまでこの体たらく、むしろひたすら怒りがわいてきます。
政府はワクチンの打ち手の増員へ臨床検査技師による接種を特例で認める。同氏は「法律がいる」と指摘した。
[「日本経済新聞」]
もちろん本来はそうです。しかし、政府が急いでそのための法案を提出したとしても、その法案の中身がどうであれ、あなたたちが最初から反対する気満々であることは分かりきっています。どうせあれでしょ、例によって何か屁理屈をこねて審議拒否とかするつもりでしょ。ついでに言うと、その手が使えなくなると困るから、憲法に非常事態条項を加えられるのを嫌がっているわけですよね。
政権の検証と言いつつ実際はあらゆるネタを使って政権の足を引っ張り邪魔するだけが自分たちの仕事だと勘違いしてやまない、もはや野党とすら呼ぶに価しない反国家的かつ反国民的な勢力なんぞ、早く永田町から消えてください。居酒屋政談なら好きにすればいいですが、居酒屋でどうぞ。