ハンストごっこ、6日余りで終了
報告が遅れ申し訳ありません。
本日16時30分ごろまでに、実行者残り2名に対して、生命への危険が及んでいる旨のドクターストップがかけられました。実行委はハンストの継続は困難と判断し、148時間目でこれを終了致します。詳細な報告は再度掲載させていただきます。
— 学生ハンスト実行委員会 (@hansutojitsu) 2015, 9月 2
「われわれは断固としてハンストを継続する意思があり、命がけで安保法案を止める覚悟であることにいささかの偽りもない。しかしながら、医師から中止せよとの強い指示があり、やむを得ず涙を呑んでハンストを中止することにした」──という停止ボタンはあらかじめ用意されていました。ついでに「われわれの行動は、各種メディアを通じて広く国民に、さらに国外の人々にメッセージを伝えることに成功したのであり、未来へ向けて勝利的に貫徹したのである」とでも付け加えれば、それ系の人たちらしさが出るのではないでしょうか。
とにかく死人が出なかったのはなによりでした。まあ、ポカリスエットで水分とカロリーを十分補給しながらの148時間程度の断食ごっこで死ぬわけもありませんけどね。腹が減ってつらかったとは思いますけど。
10代最後の夏のいい思い出になったでしょう。30代、40代になった時に居酒屋で、懐かしい青春の日々を熱く語り合ってください。ちょうど全共闘世代が「俺たちは革命の戦士だったんだぞぉ」と“自慢話”をするみたいに。
本歌、石川啄木「たはむれに母を背負ひて‥‥」