新型コロナウイルスのワクチンに関する問い合わせ窓口などの電話がなかなかつながらないのは、年寄りクレーマーたちが回線をふさいでしまうせいもある、ということを一昨日書いたわけですが、どうもそれだけでは済まなくなってきたというか、さらに悪化の様相です。

反ワクチンのテロが始まりました。

京都府伊根町が6日から始めた12~15歳への新型コロナウイルスワクチン接種をめぐり、町へ抗議の電話が殺到していたことが7日、分かった。「人殺しに加担している」「殺すぞ」と脅迫するような内容もあり、町は問い合わせ窓口のコールセンターを停止。京都府警に相談した。
電話は[7日]午後5時までに97件あり、全て町外からだった。メールは36件、ファクスは8件だった。20~30分間応対することもあり職員から「仕事にならない」との声も出た。

町役場の業務をすっかり妨害しており、かつ、町民の生命を危険にさらしていることから、このような悪質な振る舞いに対しては断固たる措置を講じる必要があります。

これは地方の一つの町での出来事ということで終わる話ではありません。今後どこでも起こり得る事態です。全国の自治体はこの種のテロに備え、先に警察との連携を図っておくべきです。