100人に1人の支持も得られない野党第一党
立憲民主党(に限らず一部を除く野党ども)の体たらくには、もうため息も出てこなくなった。
朝日新聞の昨年12月の世論調査で、自民と立憲の支持率は36%と8%。60代では31%と11%だったが、18~29歳では34%と1%だった。
朝日の出している数字ですらこれなのだから、実際の世論としては自民党の支持率はもっと高く、立民党はもっと低いのであろう。つまり、29歳以下では、4割弱が自民党を支持している一方、立民党を支持しているのは1%未満と理解できる。18歳から29歳までの若者100人の中に、立民党支持者は1人いるかいないかという状態だ。もはや事実上、10〜20代の立民党支持者はゼロといってよい。
曲がりなりにも野党第一党が、特定の世代に関してのデータとはいえ100人に1人の支持も得られていないとは、前代未聞である。この事態の原因について、立民党はこのように分析している:
若者の支持が低迷している要因の一つとみるのが、国内最大の対話アプリ「LINE」の活用の出遅れだ。
罵倒するような言葉をみだりに使うべきではないとは思うが、こいつらときたら本当にただの馬鹿だとしか言いようがない。自分たちが支持されないのは、SNSを十分活用していないからであり、主張や言動に問題があるからではないのだそうだ。こんな調子でLINEに力を入れたりすれば、自分たちの馬鹿っぷりがより広く知られるようになって(実際Twitterではとっくにそうなっている)、ただでさえ〈事実上ゼロ〉の若者支持率が〈完璧にゼロ〉になることだろう。
立民党(に限らず一部を除く野党ども)はどこに問題があるかといえば、何から何までほぼ問題しかないのでいちいち列記する気にもならないが、とりあえず今あちこちで話題になっている件ゆえ1つだけ例として挙げるなら、CLP問題というやつがある。もし自民党が似たようなことをすれば、立民党は徹底的に非難と糾弾で国会を長期間空転させ、関連する人物を国会に喚問しろだのと騒ぎまくるくせに、自分たちの身内がやらかしたときには何も言わない。福山哲郎氏は一言も謝らないし、党としても彼を咎めなしで済ませているとは、一体どういう料簡か。こんなのがジョークではなく現実だということに、ただ呆れるばかりである。
こんなふうで、自分たちが支持されない理由はというと「「LINE」の活用の出遅れ」とかほざくのだから、もうただの馬鹿という以外に表現が見当たらない。彼らが今年の参院選で惨敗するのを、止めはすまい。