部長:「ああ、その件ですか。鈴木(仮名)と詰めておいてくれますか」
鈴木氏:「いや、私にはちょっと分からないんで、係長に聞いてみてもらえますか」
係長:「うーん、課長のプランにもよるんで、確認してみないと」
課長:「それは私の判断できる範囲の話じゃないなぁ。ちょっと部長と話す必要がありますね」

──という漫画みたいな話を先日某社にて実体験させられ、さすがに私も「いいかげんにしろや、この能無し社畜どもが!」と毒づきたくなったことであります。

これ、4人のうち誰が特に悪いということではなく、それぞれが対応を誤っているわけでして、私みたいな傭兵が詳しく論ずるまでもなく分かる人には分かることでしょう。まあ、一言で言うなら、会社組織としての体を成していないということに尽きると思います。