もしまだウクライナから退避せず残っている知人がいるようなら、このように伝えましょう: 「ほら、お前の欲しがっていた3台の車のおもちゃが外にあるよ。早く出ておいで」─。

という寒いジョークはさておき。

2002年の印パ危機の折にインドに住んでいた友人が言っていましたが、そういうときはむしろ現地にいると危機感がないのだとか。日本などの航空会社がインドへの飛行を停止する事態になっても、現地ではただ変わらぬ日常が続いているため、緊迫感が全くないわけではないにしてもあまりなかったそうです。私が電話して、国際線が飛んでいるうちにさっさと国外に出ろと言って退避させました。

まあ、幸いあのときは印パ戦争にまでならずに済みましたけどね。

今回はロシア軍がウクライナ国境から撤収を始めたという話もありますが、それはロシアが言っているだけで本当かどうか分からないという状況のようです。そして、遠い地のことと傍観していればいいかというと、日本海とオホーツク海でもロシア海軍の動きがあるので、嫌な感じですね。