西側各国の企業がロシアから撤退する中、引き続きロシアでの事業を継続するなどと血迷ったことを言っていたのが、われらが日本のユニクロでした。

呆れましたね。もうね、アホかと。柳井氏は何を考えているのかと。

別にロシアへの抗議云々ということではありません。実際問題、ロシア絡みの国際送金が止められるというのに、ロシアでの事業利益をどうやって回収するつもりなのかということです。撤退した企業も、表向きは人権やらなにやら言っていますけど、実際のところは商売をしても金を回収できないから引き上げただけです。

そんな中でユニクロは──。送金で変な抜け道など考えたら、欧米の二次的制裁でファーストリテーリングごとつぶされますけど、覚悟はできているのですかね。

と思っていたら、やはり無理と気づいたようで──

柳井氏は良くも悪くも〈大成功した日本の商売人〉でしかないな、と思ったことでありました。グローバルに事業を展開していながら、これだもんなぁ。