初音ミクの歴史に新たな一ページ
一昨日と昨日の2日間にわたって画期的なイベントが行われました。日本武道館において初音ミクのライブが開催されたのです。
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Vocaloidが武道館に立つのはもちろん初めてのことです。
2007年にクリプトン・フューチャー・メディアにより発売された初音ミクは、急速にファンを獲得していきました。'09年には初めてディラッド・スクリーンによるライブ・ステージが開催され、その方式は'10年以降洗練されたものとなり、'11年にはロサンゼルスでのライブを成功させるに至ります。
そうして着実に進化を遂げてきた初音ミクのステージは、今年ついに武道館という場所にたどり着きました。そう、とうとうここまで来たのです。
今年は、今年こそは──「紅白」出場をと願わずにはいられません。
そしてもちろん、5年後にはぜひとも東京五輪の開会式か閉会式に。少なくとも今どきのJポップのド下手な連中に歌わせるよりはずっとましですよ。“亡命19人組”なんかに出られたら、目(耳?)も当てられない悲惨なことになりますからね。
ところで、来年発売予定の初音ミクV4Xのβ版デモ曲が先日公開されました。ベタ打ちほぼ無調整でもかなり滑らかな歌声が合成されています。Vocaloidもここまでになったかという感。これなら「紅白」に出しても五輪開会式に出しても全く問題ないでしょう。