オスプレイが熊本へ そしてなぜか事故を願う人々
- 「熊本大地震 オスプレイ2機、南阿蘇村に到着」 〔フジテレビ系(FNN)〕 << 「Yahoo!ニュース」
オスプレイ反対のカツドーカたちが「災害時の救援活動には使えない」などと言っていたオスプレイが、熊本に人員や物資を運ぶのに活躍中です。
といったところで──
こういうのもわいてきました。オスプレイに事故を起こしてほしくてほしくてたまらない人々が。
ついでに「熊本県は最初[オスプレイを]断ったけど安倍[首相]が使わせろとねじ込んだ」とかいう“噂話”付きです。デマの教科書みたいなデマですね。今みたいな状況においては、正確な情報よりもこういうデマのほうがあっという間に広まったりすることもあるので、要注意です。
彼らは「オスプレイ、墜ちろ」と直截的な言い方はしません。この例のように「墜ちないでくれ」と言うんですよ。福島の原発事故に絡んで「ホーシャノーでたくさん死ね」とは言わずに「ホーシャノーの影響が出るんじゃないかって、すごく心配だわぁ」という言い方をしていたのと同じです。
彼らはなぜオスプレイに墜ちてもらいたいかというと、オスプレイが墜ちてくれたほうが自分たちに好都合だからです。ホーシャノーの話と同じですね。何がどう好都合なのかというと、例えばGoogleで「オスプレイに必死で反対する人がいる理由」を検索してみるとなかなかおもしろいかもしれません。
オスプレイを熊本に飛ばしたことに文句を言っているカツドーカたちは、もし仮に逆にオスプレイが使われていなければ「こういうときにこそオスプレイを使うべきなのに!」とか文句を言っていたのではないかと思われてなりません。