一方、[衆院北海道5区補選で]敗れた無所属新人の池田真紀氏は、北海道江別市の選挙事務所で「権力に負けたがこの確かな一歩を希望に変えていきたい」と敗戦の弁を述べた。

「権力に負けた」などと有権者を馬鹿にした敗戦の弁を述べるようでは、敗れて当然です。今後、政府・自民党のよほどのオウンゴールでもない限り、野党勢が同区で何度立候補しても勝つことはないでしょう。とりあえず、SEALDsやら香山リカ氏やらの応援を取り付ければ勝てるなどという勘違いを捨てるべきです。

国政選挙で野党勢がなかなか勝てないのは、なぜ自分たちが勝てないのかを全く考えないで、敗れても「権力に負けた」などとほざき、内輪ウケのノリでひたすら政府・与党をけなすということしかしないからですよ。全く、床屋談義じゃあるまいし。これでは現政権不支持の人でも野党勢になど投票したくなくなるというものです。

加えて、野党勢を応援している人たちが、落選となったとたんに、有権者は馬鹿だの不正選挙だのアベノインボーだのと喚き散らしているのだから、話になりませんね。有権者がそんな連中にくみする気になるとでも?

ちなみに、今回同区は接戦だったと伝えられていますが、実際は得票数・得票率ともに、自民党候補は一昨年の衆院選より伸ばし、野党勢は鳴り物入りで統一候補を立てたにもかかわらず減らしています。これがどういうことか、まだ分かりませんか?

野党勢およびその支持者たちは、そろそろ少しは反省しなさい。自民党一強という不健全な状態がいつまでも続くのは、あなたたちのせいです。あなたたちがまるで駄目だからです。あなたたちが悪いのだから、いくら政府・与党を攻撃しても無駄どころか、さらに政府・与党に利することになります。