責任はないけど好意でやってくれていること
- 「「羽田空港が雷雨で着陸できないから『関空に行く』」と言われても… 大阪で乗客はどうなる?費用は誰持ち?航空会社に聞いてみた」 << 「TBS NEWS DIG」
こういう記事を安易に出すと誤解を招きやすいので、やめたほうがいいと思います。
最も重要なことが、この長い長い記事の最後のページの最後の最後に書かれています:
※記事の内容は全日空の場合の対応例で、航空会社により異なります。
[同、p.3/3]
航空約款上、気象条件等による運休や遅延などに関して航空会社は免責となります。羽田行きの便が、羽田が雷雨に見舞われているため行き先を関空に変更しても、航空会社は関西から東京までの交通費やら当日の宿泊費やらを負担する義務を負いません。それらはあくまでも多くの航空会社が好意でやってくれていることであり、上記記事の内容はあくまでも全日空(ANA)の例にすぎません。
そのへんのことを分かっていない人が多いのですよね。例えば、前にも取り上げましたがこういう感じの──
今日の成田空港のゴタゴタ内で、「JAL利用者のみ」にパンと水を無料提供、なんと視野の狭い会社だ。 pic.twitter.com/irrnPbd6QK
— itto-japan (@ittojapan) September 9, 2019
そういう恩恵にあずかりたいのならJALを使えばいいのであって、LCCなんかを使えば当然いざというときはそれなりのことになりますよ。ちなみに私はANA派です(笑)