走行距離課税は白紙
何せ検討ばかりのくせに増税だけは積極的に推し進める嫌いのある岸田首相ですから、かなり心配していたのですけれども、とりあえず白紙になってホッとしました。
- 「走行距離課税、政府として具体的な検討はしていない=岸田首相」 << 「ロイター」
私は別に走行距離課税にまるっきり反対していたというわけではありませんよ。ハイブリッド車やEVが普及してきたらガソリン税の税収が減るから今後は走行距離に課税、という考えは理解できます。ただし、その理屈なら同時に(あるいは先に)ガソリン税を廃止すべきであり、走行距離課税はガソリン車が負担してきたガソリン税と同等程度に抑えるべきでしょう。ガソリン税廃止の話もなく走行距離課税の話をぶち上げるとか、税の公平性もへったくれもなくとにかく取り立てることしか頭にない奴がいかにも考えそうなことで、本当に腹が立ちます。