2つの設問
モリカケ騒動と同じく、もはや馬鹿を見分けるための格好のリトマス試験紙になっているあの件ですが──
- 「高市大臣を「罷免する理由はない」岸田首相が明言 “放送法”行政文書問題」 << 「FNNプライムオンライン」
高市経済安保相が憎くて憎くてたまらない報道機関(特に電波のほう)が、彼女を叩くのに格好のネタだから食いついて祭りにしようとしているせいで、ワイドショーばかり見ている層には何となく〈高市が悪い〉という刷り込みがなされているかもしれませんね。
高市氏が悪いのだろうと何となくぼんやり思っている人たちは、以下の2つの設問に答えてみてください。たった2つだけですから、きちんと調べて回答してみてください。なお、当該文書は総務省がすべて公開しています。
- いわゆる小西文書について、内容の正確性を証言する総務省官僚の発言を摘示せよ。ただし「文書を捏造したという認識はない」等のいかにも官僚風の言いぐさは、文書内容の正確性を証言するものに当たらない。
- 仮に小西文書の内容が正確であるとして、そこに書かれている高市氏の言動について、どの部分がどういう理由で問題となるのか、該当箇所を摘示せよ。ただし「高市は昔、国会でこんなことを言っていた」等の話は、文書に書かれていることではないので対象ではない。
一応言っておきますが、私は高市氏の支持者でもなんでもありませんよ。こんなガセ文書を使った挑発に簡単に乗ってしまうようでは、閣僚の器としてどうなのよと思うほどです。ただ、ネタがあまりにも低レベルでくだらないので、またモリカケみたいに何年も何年も続けられたくないという気持ちがあるだけです。