この漫画が今般の水着撮影会騒動を念頭に置いて作られたものなのかどうかは分からないが、この漫画はまさしくこのたびの騒動によってあらわになった共産党の体質をよく表現している。

4コマを順番に、このたびの騒動に照らして見てみると──

  • 1コマ目: 埼玉県営公園プールでの水着撮影会なるイベントが気に入らないからといって、共産党県議団が圧力をかけてつぶしにかかる。主張にまともな根拠があるわけではなく「けしからん、我々がけしからんと言うのだからけしからん」という原理。
  • 2コマ目: 党機関紙『しんぶん赤旗』に手柄自慢の記事を掲載。SNSでも鼻高々。
  • 3コマ目: 外部から批判が来ると、「県とイベント主催者が判断したこと。共産党は〈要請〉しただけで結果には関係ない」とかほざきだす。
  • 4コマ目: 最終的に今後の水着撮影会の中止が解かれると、「主催者たちに反省させたことがなにより重要」などとしれっと話を差し替えて勝手に勝利宣言。

特に4番目は、共産党が選挙で議席を減らしても謎の理論で勝利宣言をするという実際の様子を連想させて、なかなか味わい深い。

いや、共産党がはっきりと政治権力・影響力の刃を国民に向け、国民の人権を踏みにじり生命と財産を脅かした今般の一件に関しては、なかなか味わい深いなどと呑気に言っていられない。言いたい放題やりたい放題で責任をとらない共産党の独善体質は、笑って見過ごすわけにはいかない。共産党には報いを受けさせなければならない。こんな恐ろしい団体に政治的な力を持たせてはならないのだ。