「雪印コーヒー500ml」の容器には、600mlの水が入るはずなのになぜ100mL少ない状態で販売しているのか。なぜ学校で習う容積の単位「dl」を用いないのか。――児童の問い合わせに対し、雪印メグミルクが粋な回答を行ったとSNSで話題になっている。

私も小学生の頃、なぜ世の中ではデシリットルを使わないのかと疑問を感じた記憶があります。疑問は解決されず、ただ何となく、そういうものなのだと受け容れてしまいました。児童の問い合わせにきちんと応対した雪印メグミルクの広報に感心するのはさることながら、ちゃんと疑問は疑問として大事にしメーカーに問い合わせた児童に感心します。

結局、デシリットルなんて小学校を卒業して以来一度も使ったことがありませんね。はっきりいって教える必要のない単位に思えますが、算数で3桁の数字を教わるのは2年生なので、1年生でミリリットルは教えられないという事情もあります。ちょいとググってみたところ、2年生でミリリットルを教わることになっているようですが、私自身は小学校の算数でミリリットルを使った記憶がないのですよねぇ。ある程度の学年になると「5デシリットル」の代わりに「0.5リットル」と言うようになりますから。「500ミリリットル」は、気づいたら日常生活で使っていて、中学の数学でも使っていたという感じですよ。