私の見た限りにおいては、弁護士の方々には、一部少数のカツドーカ系の特殊な例を除いて、水着撮影会をつぶそうとした動きを良しとする人は見受けられない。北村晴男氏も明快に斬っている。

北村氏は上記記事にも取り上げられた動画の中で、

日本の社会常識の中でこれは猥褻とまでは言えないような格好であれば、それを写真撮影すること、撮影される側も撮影する側も納得して写真撮影すること、これに対して「それは性の商品化だ、けしからん」と言うこの左翼活動家ってのは、本当に社会の害悪だと思いますね。

──とはっきり言い切っている。

「水着撮影会 性の商品化に値するの?」 << 「弁護士北村晴男ちゃんねる」

近ごろ話題のビッグモーターの問題では、鍵となる人物と目される同社元副社長が記者会見に姿を見せずメッセージ代読だけで済ませてしまうとはふざけた話だとさんざん批判されているが、水着撮影会騒動に関して共産党埼玉県議団は一言も何のコメントも出していないのだから、曲がりなりにもメッセージを出しただけでもビッグモーター元副社長のほうがまだマシであろう。さらに、記者会見ではツッコミどころだらけの発言ばかりしていたビッグモーター元社長ですら、水着撮影会騒動について何の見解も示さない共産党中央に比べればまだマシというものである。そう、共産党はビッグモーターよりひどい。はるかにひどい。

ビッグモーターは非上場のオーナー企業であるがゆえに、株主総会で株主から質問されて回答する必要などないのをいいことに、このたびの記者会見まではずっと、世間の口コミなど一切無視する作戦でやってきたわけだけれど、何のことはない、共産党がやっているのがまさにその手である。政府、与党などにはやたらと説明責任を果たせと言うくせに、自分たちには説明責任がないからすっとぼけてかまわないと思っているのだ。

共産党が水着撮影会騒動についていつまでもダンマリを決め込む様は、甚だ国民を愚弄している。国民の人権を踏みにじり生命と財産を脅かす、国家と国民であるとしか言いようのない振る舞い、北村氏の言葉を借りれば「本当に社会の害悪」としか言いようのない振る舞いをしておきながら、批判に対して全く一言も述べずに済ませようとするありさまは、ビッグモーターに客が見えていないのと同じく共産党に国民が見えていないことの表れであろう。ビッグモーターが客をだましていたように、共産党は国民をだましているだけのことだ。ビッグモーターと同じく共産党もなくなったほうがいい。