夏の甲子園なんかやめればいいのにと常々言っていますが、とはいえやはり、普通に髪を伸ばした偏差値75の少年たちが全国の頂点に立つ様を見るのは痛快そのものでした。

応援に難癖をつけるぐらいしかできないとか、もはや低偏差値のひがみ根性そのものとしか言いようがなく、単純にダサいのでやめたほうがいいと思いますよ。別にサッカーW杯での韓国のサポーターみたいに相手を侮辱するようなプラカードを掲げていたとかではないのだし、応援がフェアではないとか言われてもねぇ。だいたい、試合の様子を改めて見てみれば簡単に分かりますけど、1回表からずっと慶応のペースで進んでいたではありませんか。そのまんま慶応の勝ち試合です。仙台育英の選手たちの気持ちを代弁するだのと言って変な言い訳をしたら、かえって選手たちがみじめですよ。

とりあえず、寮生活で授業中は寝ているだけで朝練と夕練で野球漬けの3年間を送る典型的な丸刈り高校球児諸君やその指導者たちは、自分たちのやっていることを考え直すいい機会となったでしょう。いや、考え直す頭がないからそうはならないですかね。