福島第一原発の処理水放出に対して国内外で騒いでいるのがどの程度のどういう勢力か、そもそもどこの誰が焚きつけて誰が煽っているのかといったことは、すでに分かりきっているので、そういったものはいちいち相手にする必要もなく、放置しておけばいいのに、そんな連中の言い分をなぜかわざわざ拾い上げて拡声器のように喧伝する報道媒体には、ただ苛立ちを覚えるばかりである。

福島の漁業関係者の一部には処理水放出に反対する声も確かにあるが、よくよく聞いてみれば風評被害を懸念しているのが傾向のようだし、あるいは政府の態度が気に入らないといった内容であって、海洋汚染がどうと言っているのではない。にもかかわらず、処理水を「汚染水」と呼んで何ら科学的根拠もなく否定的なことを喚き続けている立民党、れ組、社民党あたりは、まさに現地の漁業関係者が懸念する風評被害を広めているも同然である。

さらにタチが悪いのが共産党である。「漁業関係者の理解が得られていないから反対」などと一見あたかも関係者に寄り添っているようなポーズを示しつつ、実際は盛んに「汚染水」と言いふらし、やはり関係者が懸念する風評被害を広めているにすぎない。国民の人権を踏みにじり生命と財産を脅かす、国家と国民の敵である共産党らしい振る舞いといえよう。

科学的・論理的根拠があって物事に反対するのではなく、政府・与党を倒すためとにかくハンタイするという目的が先にあってあとからその理由を探し、使えそうなネタは針小棒大に騒ぎ立て、もはや針すらも見当たらない状態になってもハンタイハンタイと喚き続ける、そんな〈野党しぐさ〉にはもう十分すぎるほどうんざりしている。滅んでほしい。