川勝氏[静岡県の川勝平太知事]の辞意表明に対し、リニア着工に向け調整していた国交省内では驚きの声が上がった。幹部の一人は「みんなびっくりしている」としつつ、今後のリニア建設については「次の知事がリニア賛成派とは限らず、まだどうなるかは分からない」と言葉少なに語った。

次の静岡県知事の方針いかんによっては、JR東海は報復的な措置をとってもよいのではないでしょうか。具体的には、東海道新幹線の熱海から浜松まで静岡県内6駅の廃止です。まあ、お情けで静岡駅だけは残してやってもいいですが。

川勝氏が言ってきたリニア新幹線工事にまつわる諸問題はすべて、何かまともな科学的根拠に基づいているでもなく、その時その時の彼の思いつきによる放言でしかありませんでした。JRが対策を講ずればまた別の問題を捻り出し、あるいはすでに終わった話を蒸し返し、ゴールポストを動かし続けてきただけです。こんなまるで共産党みたいなやり口の、とにかくひたすら邪魔をすることだけに執念を燃やすような浅はかな奴に、リニア新幹線のような大事業が翻弄されてよいわけがありません。次の知事がそんな路線を継承するようなら、JRはもはや報復に打って出てもよいでしょう。