東京都知事選で蓮舫氏を支持した層の傾向が端的に分かる逸話です。

黒地に白抜きで「R」のロゴを書いたシールが渋谷や新宿といった繁華街の電柱や歩道用防護柵、道路標識などに多数貼られていることが分かった。7日投開票された東京都知事選で小池百合子都知事に敗れた前参院議員、蓮舫氏の支援者らが無許可で公共物に貼り付けた可能性が取り沙汰されている。

えっと、こういうのは気になる性分なので先に言っておきますが、日本語で「シール」と呼ばれるものは英語では「ステッカー」(sticker)といいます。

これが示すのは、蓮舫氏を支持した層には反社会的な性質がみられるということです。ほかにも、他候補の街頭演説を妨害したりするなど、その性質はかなりはっきり表れています。

さて、Rステッカーは蓮舫氏や陣営が自分たちで貼って回ったものではないのでしょうが、それにしても対応がまずすぎますね。

蓮舫氏は7日、「R」のシールが都内で貼られている状況について「まったく意味が分からない」と記者団に語った。
[同]

知らんがな、という態度です。

もし蓮舫氏が一言「そういうのは社会に迷惑ですので、貼った人は早急にはがしてください」と呼びかければ、印象はだいぶ変わったでしょう。また、選挙から一夜明けた昨日あたりから、たとえパフォーマンスと言われようとも彼女が一人で黙々とはがして回る姿を見せてくれたら、印象は大きく変わったはずです。それを「まったく意味が分からない」と言い切って終わらせるところ、やはり嫌われて当然の人間だという印象を私は強く持ちました。

まあ、立憲共産党なんてそんなものでしょう。あいつらは反社です。

ところで、この件は小池氏の陣営もうまくやったなと思います。勝手な想像ですが、Rステッカーのことは小池氏側も早くから把握していて、あえて選挙期間中には触れないでおき、終わってから追撃材料にしたのでしょう。さすがは〈緑のたぬき〉のしたたかさですね。