ある種のエッセンスみたいな
必ず出てくるたぐいなので、またかという感じでしかありませんが。
倉田さんは「『来るか来ないか分からない危機に十二分に備え毎日を生きる』って、これもう個人の趣味」とつづり、「自分だけなら好きにすればいいが、他人や社会を巻き込むのはやめて」と私見を記した。
[「南海トラフ地震への注意呼びかけ、倉田真由美さんは異議 「他人や社会を巻き込むのはやめて」私見に反応さまざま」 << 「中日スポーツ・東京中日スポーツ」]
こういうのって、逆に政府が何の注意喚起もしなければ政府に文句を言うし、実際に大地震が起きたら政府に文句を言うし、大地震が起きないまま1週間が過ぎれば政府に文句を言うし、1週間を過ぎてから大地震が起きれば政府に文句を言うしか能のない、要するに駄目野党や似非リベラルのエッセンスみたいな居酒屋談義ものですから、まともに取り合わなくていいでしょう。
その一方、政府の呼びかけに過剰に反応して、東海から九州にかけての太平洋側への夏休み旅行を取りやめたりするのも、どうかと思いますけどね。そもそもこの国に住んでいたら、いつどこにいても地震に遭うことは覚悟しないといけませんし、数十年単位ならともかく数日単位の短期的な地震予知なんて今の技術ではほぼ無理ですから、ふだんからそういう意識を持っておくしかありません。
個人的には──車の運転中、大きめの交差点の真ん中で右折待ちしている時に緊急地震速報が入ってビビったことがありまして、ビビっても仕方のないことなので心の準備はしておこうかと。