おかしな米騒動
〈令和の米騒動〉なる現象が起きています。米が不足しているわけではないのに店頭から消えるという、おかしな現象です。
端的にいうと、いくつかの要因が重なり米の需要が増え、店によって若干品薄になりがちだったところ、例によってマスコミが煽ったため、煽られた馬鹿が米の買い占めに走っているという、何だかどこかで聞いたような話です。はい、4年前のコロナ禍におけるトイレットペーパーの騒ぎと同じですよ。あの騒ぎと同じですから、政府が備蓄米を放出するまでもありませんし、そもそも今月は新米の出回る時期です。
本当に食糧危機だったら、つまり国じゅうの米蔵が空っぽになりそうな上に小麦粉も足りない、餓死者が出始めるおそれがあるというような状況だったら、ただちに政府備蓄米を放出すべきでしょうけど、今の状況はそういうことではありません。繰り返しますが、4年前のトイレットペーパーと同じです。
国民の主食=お米 が買えないなんて!自民党の減反政策せいです😓もうすぐ新米が出るから〜って政府は言うけど、今お米が買えなくて困ってる人がたくさん居るのに💢こういう時こそ備蓄米を放出すべきでは?もっと日本の農業と農家を大事にしましょうよ!#米が買えない#自民党#備蓄米#日本共産党 pic.twitter.com/LIje1ckXAx
— 沢田あゆみ新宿区議会議員(日本共産党) (@sawadaayumijcps) August 30, 2024
これなんか、最初から最後まで、すべての文、すべての行にツッコミどころがある投稿ですね。議員の名前でこんな発言をして恥ずかしくないのでしょうか。まあ、恥ずかしくないから共産党なのでしょうけど。
現状において政府備蓄米を放出しろとか言っているのは、
- 単に頭が悪い。
- 他の目的や意図がある。
──のいずれかもしくは両方です。例外はありません。「政府が備蓄米を放出しない本当の理由」とか見出しにうたっている記事を読んでみようとクリックしたら、会員限定記事といういつものオチでした。
一応言っておきますが、今般の米騒動は事実上、一部の馬鹿の買い占めによって起きている現象なので、仮にただちに政府備蓄米を放出したとしても、それをまた馬鹿が買い占めるだけのことであり、店頭に米がないという状況がすぐ変わるとは思えません。馬鹿の家の物置に無駄に米袋が積み上げられてゆくだけです。馬鹿が落ち着いてきて新米が出回るほうが先でしょう。