昨年あたり、銀座の百貨店が中共からの客の爆買い向けに派手な設備投資をした時に、これはやばいだろうと思った人は多かったのではないでしょうか。

中共からの観光客の指向が爆買いから離れつつあるというのは、少なくとも昨年にはもう聞かれた話です。だいたいあんな狂乱が何十年も長く続くわけがありません。また、単に店内で中国語が耳につくというだけならいいのですが、知っている人は知っているように、中共からの客は(台湾や香港などの華人とは違って)はっきりそれと分かるほどに品のない振る舞いをすることが多いですから、あえてそういう客向けに商売をシフトさせれば従来の顧客が離れてゆくのは当然です。

百貨店としては、売上が減少し続ける中、背に腹は代えられないという判断をせざるを得なかったのでしょうが、大失敗でしたね。