小山芳立

近ごろ世間を騒がせているトクリュウ型の強盗って、多額の現金がありそうな家であろうがそうでなかろうが、昼だろうが夜だろうが、在宅中だろうが不在中だろうが、起きていようが寝ていようが、人感センサーライトがあろうが防犯カメラがあろうが、そんなのは一切おかまいなく、雨戸が閉まっていればわざわざ雨戸を外して、強化ガラスであっても派手に破壊し、侵入して住人を縛ってボコボコに殴る蹴るの暴行を加えてくるので、本当に怖いです。プロなら絶対に狙わない（むしろ避ける）家に、プロなら絶対に使わない手段で押し入り、プロなら絶対にやらない狼藉をしでかす、素人の雑な仕事ゆえに恐ろしいです。

今朝は、最近頻発するこの手の事件の中では最も私の住所に近い現場となりました。

東京都葛飾区東水元って、知っている人なら分かると思いますが、普通に民家の建ち並ぶ閑静な住宅街ですよ。あんな所までやられるとなったら、一体どうしろと？　たとえ警備保障に入っていようが、かまわずに襲ってくると思いますよ、あいつら。

警察が本気を出してきたので、少しはおとなしくなるかと思ったら、そんな様子はまるでなく、相変わらずあっちこっちで事件が続いていますし、今後どうなってしまうのやら。