いつまでもウラガネウラガネと喚いている人たちは、そろそろ目を覚ましたほうがいいですよ。

不記載の件は、同義的な問題ではあっても、ある意味で脱法的なので、現行の法律で裁くのが難しい性質のものです。検察審査会に話を上げても変わらないと思います。もちろん、法律に不備があるから改正すべきだという議論はあっていいでしょうけど。

司法の話といえば、別件ですが、例の滋賀医大生の件が上告されたようです。

予想通り上告されました。これでもし最高裁でまた無罪判決が出たら、それが気に入らないという人たちは国民審査で最高裁の裁判官を落とす運動をすればいいわけです。それを、今の段階で気に入らない判決を出した高裁の裁判官をクビにしろなどとアレな署名運動を展開したりするのは、法治主義に対する重大な挑戦であり──なんて言うと大仰なので有り体にいえば、お前らちゃんと中学の公民の教科書を読み直せっていう次元です。もっと平たくいうと、馬鹿すぎて相手にできません。