一昨日のNHK大河ドラマ「べらぼう」第1回は、難癖をつける似非フェミ連中が湧いてくるのでは、と思っていたら案の定です。

吉原の遊郭が主舞台であること、遊女の全裸死体4体(ただしすべてうつ伏せで胸などは見えない)が打ち捨てられている場面があること、そしてそれら死体役として出演したのがAV女優でオープニングに名前がしっかり出ていたこと──あの手の人たちが発狂する要素が満載で、X (Twitter) なんかで暴れています(笑)。さらに、ああいう連中って叩きたいものを叩ければネタはなんでもいいので、断片的な情報から、撮影現場で全裸のまま何時間もいるなんて労働環境がうんぬんかんぬんとまで言いだしたりしていて。AI生成映像でいいではないかとか言う人もいるようですが、その手の話がハリウッドでどういう騒ぎになっているかとか知らないのでしょうか。

まあ、ああいう連中はほうっておけばいいと思いますよ。別に違法ではないし、誰かの権利を侵害しているのでもないし、PG12、R15+、R18+などに引っかかる要素もないし、BPO案件にもなりませんから。お仕置きをしたほうがいいテレビ番組なら、こんなのよりほかにいくらでもあります。

NHKがここまで思いきって攻めているのは、やはりもう、あの連中は単なる雑音、相手にしなくていいということが分かってしまったからでしょうね。不適切がどうのこうのですっかりつまらなくなった最近のテレビの閉塞感を打ち破るのが、あろうことかNHKだとすれば、これはすごいです。

ついでなので、私が大河ドラマにしてほしいと思っている人物を──

  • 額田王: あの時代は国内外が何かとおもしろい。もちろん彼女の和歌も。
  • 藤原定家: 親鸞聖人の同時代人、源平合戦のさなか和歌を詠み続けた文人、「小倉百人一首」選者。
  • 三浦按針: 「SHOGUN 将軍」の〈オリジナル〉をぜひ。
  • 塙保己一: 『群書類従』を出版し古典文学の継承に大きく貢献した全盲の学者。
  • 荻野吟子: 近代日本における最初の女医。