これはもう、その通りとしか言いようがありません。「べらぼう」の主役は蔦屋重三郎(横浜流星)なのですが、はっきりいって花の井(小芝風花)の華麗すぎて強烈な存在感にちょっと負けている感は否めません。

12日放送の第2回「吉原細見『嗚呼御江戸』」ではさらに、平賀源内(安田顕)もかっこよかったです。後半、花の井と源内の粋な掛け合いは最高、絶品でしたね。

さらにさらに。私は素人なのでよく分かりませんが、本作の時代考証については見る人が見るとすばらしい出来栄えになっているとか。着物の柄、花魁の髪型など、NHKの気合の入りかたが尋常ではないのこと。

「べらぼう」を見ていない方、今からでも遅くはないから「NHKプラス」でも「NHKオンデマンド」でも駆使して追いついてください。