なぜ食べ物の写真
私がFacebookから遠ざかってしまった理由の一番がこれでしてね。
- 「なぜ日本人は食べ物の写真をとってSNSに載せたがるのか?」 << 「Togetter」
Facebookを始めた当初は、これはなかなかおもしろいかもしれないと思いましたよ。機能が充実していて、身内の連絡手段にはいいと思いました。
が、始めてしばらくたつと、興味もないのにあいつやこいつの昼食と夕食の写真ばかりずらずらとタイムラインに並んで、それらにみんな互いに「いいね!」を付け合っていて(私は「義理いいね」と呼んでいますが)、だんだんアホらしくなってきました。
現実世界的なわずらわしさから解放されるのがネット空間だと思っていたのに、ネットが普及するにつれ、新しく入ってくるユーザ層は現実世界的なわずらわしさをネットに持ち込んできやがります。物好きだけの世界だった頃のネットのほうがおもしろかったのではないかとさえ思ってしまいます。
今ではFacebookには、連携アプリ用にログインすることがあるくらいで、Facebook自体はほとんど見ていません。逆にいうと、SNSアカウントはそういう使い方ができますから、SNS自体に用はなくてもアカウントだけは持っていたほうが便利ですよ。今話題の「Pokémon GO」もGoogleアカウントでプレイできますし。どうせ大概のSNSはアカウントを取るのがタダですから。
まあ、日本人が食べ物の写真を撮りたがるのは今に始まったことではなく、昔から海外旅行でもやたらに食べ物の写真を撮りたがるのは日本人旅行客と相場が決まっていまして。あれって何が楽しいんですか?