アメリカのトランプ大統領のロシア寄りと見える姿勢は、あくまでもディールが好きな彼のやり方、ウクライナの資源を取るための圧としてのいわゆる狂人理論での攻めだろうと思っていたのですが、最近ちょっと分からなくなってきました。あれは暴れすぎではないですかね。

ただ、なぜか報道での扱いは小さいのですが、こういう話もあるわけで──

トランプ氏が狂人を装っているのか、それとも本当に狂人なのか、ひと月以内には分かることでしょう。

一つ言っておくと、アメリカがウクライナの頭越しにロシアと交渉して話をまとめたとしても、当事国のウクライナが納得しないのみならずヨーロッパ諸国が納得しないので、米露間で変な合意をしても混乱を招くだけですぐにポシャると思います。ひどいグダグダにならなければいいのですがね。