似非フェミは人間の尊厳を踏みにじっている
子供を産んでいないみなさん、あなたがたはうんこを産んでいるだけだそうだ。というか、子供ってうんこと同類項なのか???
「男は黙れ」「男が産めるのうんこだけ」。政治的メッセージを掲げた黄色い横断幕の前で3人の女性が、こんな不適切表現をラップ調で連呼した―。
[「「男は黙れ」「男が産めるの…だけ」新宿フェミ集会波紋、福島氏参加も事務所は取材拒否」 << 「産経ニュース」]
「3人の女性」の中には子供を産んでいない人もいるのが何ともアレだけれども、それはさておき。
子供を産むのが女性であるのは確かだが、子供を作るには男性も必要なわけで、子供を産み育てるというところでは男女ともに等しく尊重されるべき性であろう。
「実際に体を痛めて産むのは女性だ。男性からは精子の提供だけを受けて人工授精すれば何とかなる」などという意見も出てきそうだが、いずれ未来に人工子宮なんてものができて精子と卵子を提供すれば機械が胎内機能を代行してくれる「地球へ…」的な世界が到来してしまうかもしれないぞ。いやいや、私は何ら突拍子もないSFの話をしているのではなく、人工授精からしてほんの百年前には誰も考えもしなかったことなのだから、ほんの百年後に人工子宮が実現してもおかしくないのだ。そうすると〈女性は体を痛めて子供を産む性だから偉大である〉という概念は普遍性を持たなくなる。その時「男は黙れ」「男が産めるのうんこだけ」と叫んできた人たちはどうするのであろうか。
そもそも、出産するから女性は偉いのだとかいう態度は、それこそ女性を〈産む機械〉と位置付ける発想であるし、上記記事にも見られるように産まない女性や産めない女性はどうなのかというツッコミも当然ある。
「男は黙れ」「男が産めるのうんこだけ」などと恥ずかしげもなく喚いている似非フェミ連中は、人間の尊厳を踏みにじっている。