変な臭いのする団体が、変な臭いのする声明を発表したみたいですよ。

私たちは3月31日、全日本仏教連盟に対し、死装束の襟を左前にする慣習を廃するよう要請しました。 ─(略)─ 死者の襟を女性の洋装と同じ左前にすることは、女性の社会的存在の否定につながります。このような古来の因習が男女共同参画推進の障害となり、時代に逆行する男尊女卑思想を復活させるおそれがあるという問題を、かねてより私たちは繰り返し指摘してきました。このようなことがまるで顧みられることなく、21世紀の現代においてもなお死装束の左前が続けられているのは、ゆゆしき状況であると言わざるを得ません。
和装の襟を左前(死装束)にした女性

ちょっと言っていることがよく分かりませんが、ある種の人たちはいつもそんな感じだから無理に分からなくてもいいような気もしますけど、死装束の襟を左前にするのは女性差別だという主張のようです。

これ、もし仮に、生者と死者を区別する記号のごときものは仏教の観点から廃止すべきだ、という趣旨ならば、まだ少しは分からなくもないのですよ。清め塩を使うのをやめますみたいなのと同じ感じで。しかし、死者の襟を女性の洋装と同じにするのはけしからんって、おい──。